2021/02/05 14:49


突然ですが『魔女の宅急便』といえば、ジブリの物語で有名ですが、原作があるのをご存知ですか?

私もつい最近知って早速本を購入して読みはじめました。



私は昔からキキのお母さん(コキリ)に憧れていて、いつかコキリさんのように植物で人の役にたてるお仕事につきたいと思っていました。コキリさんは、長い伝統をもつ古い血すじの魔女の家に育ちました。

この本の中でコキリさんは、自分の母親に教えてもらったように娘のキキにも魔女の伝統を受け継いでもらいたいと思い、いつも大切な言葉をかけるのですが、どうやらキキは古いほうきや、黒いドレス、古臭い伝統より、新しくてきれいなものや世界に心が惹かれるようです。

その時コキリさんは「キキ、そんなに形ばかりにこだわらないの。心がたいせつよ。」と言い聞かせました。




もちろん、キキのように新しくて綺麗なものや、きらびやかな場所は人をワクワクさせるすてきなことです。でも、いちばん大切なのは見かけだけじゃなく「どんな自分でありたいか?」ではないかなと思います。それは仕事や夢に限らず、どんな事をしていたとしても(もしくはとくべつ何もしてなくとも)心からどんな人でありたいか、どんな人生を歩みたいかに意識を向けると、とても人生は豊かに生きていける。そんな気がします。